気になっていた映画を何本か見てきました。
来週からいよいよ個人的2010年映画黄金週間に入りますので
公開が終わりそうな作品をセレクト。
「アイトレイジ」
痛そう。こんなに痛みが伝わってくる映画は初めてでした。
そりゃ、審査員も出て行きますよ。
生き残り組みが、普段いわゆる善人役しかやらない人達を選択したのは
監督からの皮肉でしょうか(それともエール?)。
内容が結構複雑と言う前評判を聞きますが、それは「北野監督からしたら」です。
「アイアンマン2」
超大味。いかにもアメリカ人が好きそうな映画。
ポップコーンを頬張りつつ、大騒ぎしながら見るのが正しい鑑賞スタイル。
「ザ・ウォーカー」
設定に突っ込みを入れたい箇所は多々ありました。
ただ映像と音楽がとても良かった。
荒廃した都市の描き方が、個人的には見ていて心地よかったし、
重低音を効かしたサウンドもそれにマッチしていた。
アクションシーンはそれ程迫力があるものではありませんが、
それは意図してのことでしょう。
この監督は次回作が「AKIRA」らしいのですが、
なかなか良い選択なのではないでしょうか。
*今年の夏映画は楽しみな作品が多い。
C・ノーラン監督の「インセプション」
M・ナイトシャマラン監督の「エアベンダー」
そして
スタジオジブリ、米林宏昌監督「借りぐらしのアリエッティ」
どの作品も期待大です!
ネタばれを避けるために、映画の記事は極力目に入れないようにしているのですが、
日経の評価はチラッと見てみました。
インセプション3つ星
エアベンダー3つ星
借りぐらし~4つ星
という結果でした(最高は5つ星)。
ジブリにしては短い上映時間(90分)ですが、質は相変わらず高そうです。
(ジブリに質が低い作品なんて皆無ですが)
今回はおそらく150~200億ぐらいの着地でしょう。
この映画は回転率も良いですし、幅広い層から支持されると予想します。
軽く100億は超えるだろうと想像させるジブリの破壊力恐るべし。
ただ一番の懸念事項は監督が「宮崎駿」でない事。
この映画で世間がスタジオジブリを求めているのか、
それとも宮崎駿を求めているのかが判る気がする。
(今回の作品は宮崎さんの影響を強く受けている気がするので)
…途中からジブリの感想になっているな。
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