新宿ミラノ座にて。
久方振りに利用しましたが、席が新しくなってますね。
前方のコマ劇の跡地には、ホテル兼映画館を建造中でした。
この辺りもまた変わっていくんでしょうね。
とりあえず界隈の映画館が無くなって猥雑になった事は確かかと。
映画の方は
冒頭の「世俗に生きる」と「神の恩寵に生きる」の意味がイマイチ判りませんで、
キリスト教文化圏の人間では無いから判らないのか、翻訳が悪いから判らないのか、
(単に俺がアホだから判らないのか)、映画の最中も引き摺ってしまいました。
父親=世俗、母親=神の恩寵、という図式だと思うのですが、
父親=世俗だったら母親も同じ(世俗)じゃないかなぁと。
他にも意味が判らない象徴的なシーンが頻出しまして、やや消化不良の面も。
(途中「2001年宇宙の旅」を思い出してました。)
ただし、映像は美しく音楽も綺麗。
それで2時間持たすことが出来るんだからある意味凄いです。
(前作「ニューワールド」は睡魔との闘い。)
この映画の深奥を掴むには、もっと様々な知識が必要だと思いましたし、
映像と音楽だけでも楽しめる映画だとも思いました。
そういう意味でも「2001年~」に近い映画なのかもしれませんね。
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