*注意書き
両機とも数分程度の視聴しかしておらず、またAHT-OR7(以下OR7)の装着面に関しては商品が展示されたばかりの可能性があります。
(1)本体
両機種とも非常に軽量です。結構ちゃちいですがw。
共に外使用を考慮している商品ですからデザイン的にはよく纏まっていると思います。
特にTriPort(以下トリポ)はなかなか外観がスマートでよろしいかと。(単に見慣れているだけかもしれませんが)
両機種とも両出しケーブルで、ここはマイナスポイント。
(2)装着感
トリポは最高レベルです。側圧もちょうど良くパッドも柔軟性に富み装着感が非常に軽い。
数分しか付けていませんが文句の付け様がありません。
対してOR7は芳しくありません。側圧がややきつめでパッドも硬く、耳をきちんとパッドの中に入れる必要がありました。
(トリポは耳に被せるだけで最高の付け心地が得られました)
装着感はトリポの圧勝で、この時点でOR7は選択肢から消えました。
(3)音質
低音型のトリポ、高音型のOR7という感じです。
トリポはかなり低音が出ますが全体的に音がぼやけている感じで、
OR7は音の明瞭性が高いですが低音は弱いという感じ。
外観はそっくりですが、音質に関しては正反対の性格を持っています。
結論として私だったらトリポを選びます。
電車で聞きやすいのは豊な低音域を持つトリポだろうなと感じたからです。
OR7の方はやはり移動用としては低音が足りない気がしますし、聞き疲れしそうに思いました。
なにより大きなポイントは前述した装着感。OR7は後発機なのですからここら辺はもうちょっと頑張って欲しかったです。
両機とも2万程度の定価ですがOR7の方は9,800円(P10%)のプライスが付いていました。
ここら辺お客は正直なのでしょう。外でOR7を装着している人を見たことありませんし。
OR7はトリポを目指しては製作されたものの、あらゆる面で半端な品質の商品に仕上がってしまったという印象を持ちました。
その点トリポは「ポタ用製品」で「外で使用されるもの」という大前提をしっかりと認識して製作された製品と言う感じ。
ここら辺流石はBOSEと言ったところでしょうか。
なんか完全にトリポの提灯記事になってしまいましたね…。オーテクファンの方、OR7のユーザーさんゴメンナサイ…。
あくまで視聴しただけの、一個人の感想ですので…。
購入を考えている方は是非両機種とも視聴してみてください。
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