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魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st_鑑賞

新宿ミラノ座にて。結構混んでました。
「3回」鑑賞すると貰えるフィルム特典は当然無くなっていました。

最近アニメ作品多いですね。子供向けじゃなく所謂ヲタク向けの作品。
ここ最近だと、マクロスF、なのは、Fate、ハルヒ…。
しかもこれらの作品群は上映時期も被っているので相乗効果を狙っての事ですかね。


以下感想

何はともあれフェイト(ヒロインの幼女)の映画。

フェイトの行動の危うさ精神的な脆さ、そしてそこからの成長を見る映画です。
なのははとてもしっかりしている幼女ですし、
特に今回の映画版はその成長シーンがかなり端折られています。
なのはの言動を見てハラハラすると言うのではなく、
フェイトに不安を感じるなのはを見て、そこに同調すると言った感じでした。

優しい家族、親友、鋼の心、膨大な魔力+天性の戦闘の素質を持つ、なのはに比べ、
虐待する母、人間の友達ゼロ、
幼い頃より魔法の英才教育を受けるも訓練期間幾許も無いなのはに敗北、
最後には最愛の母親に捨てられるという典型的な薄幸美少女型ヒロインで、
おまけに金髪ツインテールというフル装備を施された
フェイト・テスタロッサに魅力を感じるのは仕様が無いといった所。

やはり一度どん底まで沈潜し、
そこからVの字型に華麗に復活するフェイトは主人公の典型かと思うし、
なのははそこら辺の起伏が無いのがいまいち魅力に欠けるところかなと。
(TV版はなのはがしっかり主役なんですけどね。)

一番のシーンは
フェイト&バルディッシュ復活+水樹ソング
あの演出は鉄板。

あとは、プリシアに激昂するアルフ、
フェイト救出の為、命令に背きなのはを転送するユーノ、
辺りのシーンは感動しました。


とまれ、ミラノの巨大スクリーンでなのはを見る日が来るとは夢にも思いませんでした。
それだけで満足という事で。



新宿ミラノ座で鑑賞した感想を言うと、この映画はかなり音質が悪い。
高域がシャリシャリですし、重低音は量が少ない感覚。
(普段映画の音響を製作していないスタッフが作ったのではないかと。)
とりあえず、ミラノ座では後ろの方に席を取ることをオススメします。

*
ミラノ2でも見てきました。
こちらの方が音がイイです。
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