ウィンブルドン2012
女子優勝者はセレナ・ウィリアムズ
男子優勝者はロジャー・フェデラー
ビックリなリザルト。だって2003年の時と同じ顔触れですよコレ。
ちなみに二人とも三十路。
セレナはクビトバ、アザレンカ、ラドワンスカら若手のトップシード陣を次々と撃破しての優勝。
本当に圧倒的なパワーでした。
キッチリしあげてきたセレナはやはり別格という気がします。
これでセレナのグランドスラムタイトルは14個目。決勝での勝率が本当に高い印象。
フェデラーは序盤のプレイがイマイチだったので、今年も優勝はジョコビッチかなと思っていました。
ただ、ナダルの早期敗戦があり、更に雨天によりジョコビッチ戦、続くマレー戦もインドアの戦いに。
準決勝、決勝(第3セットから)共に、
昨年末のインドアシーズン同様の驚異的なプレーで(本当に精密機械のような)両者を続けて撃破。
錦織選手も今まで一番強かった相手はバーゼルのフェデラーと評していますが、
本当に素晴らしいプレーでした。特にサーブとバックハンドスライスが良かったですね。
エラーも激減しましたし、屋根を閉めると本当に別の環境になってしまうんだなという印象を受けました。
たらればですが、屋外だったらジョコビッチ戦、マレー戦共に厳しい戦いになったと思います。
フェデラーという選手は本当にウィンブルドンに愛されているのかもしれません。
これで、
グランドスラムタイトル17個目(二位はサンプラスの14個)
ウィンブルドンタイトル7個目、(サンプラスとタイ記録)
通算世界ランキング一位保持記録の更新(従来の記録はサンプラスの286週)
となりました。
まさに前人未到の成績です。これらを塗り替える人間はこれから現れるのでしょうか?
グランドスラムタイトルは4年連続で年間グランドスラムを達成しても届きませんし、
一位保持記録においては6年近くの年月が必要ですからね(現時点で)…
ただ、もう充分でしょう。
次こそはマレーに勝って欲しい。
レンドルコーチも5度目の決勝戦で始めてグランドスラムタイトルを手にしました。
マレーも再び決勝戦に進めれば次は5度目となります。
ロンドン五輪、全米オープンではマレーの歓喜の涙が見たいですね。
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