映像と音楽の融合は凄いの一言。
ただただ圧倒されました。
正直2クール目に入った辺りからあまり戦闘シーンに力を感じないことが多くちょっとフラストレーションが溜まっていたのですが、
最終回で無事浄化されました。もうお腹いっぱいって感じです。
こうも怒涛のアクションシーンを見せつけられるとハリウッド映画ではないですが、内容なんてどうでも良いかって気分にさせられます。
些事に捕らわれずこの映像美と音響を体感すれば良いのではないか、と。
ただやはりどうしても気になるシーンと言うのは結構在りました。なんというか自分が「素」に戻ってしまう場面。
特に気になったのが、
ブレラの洗脳が余りに簡単に解けてしまった事、
ランカがシェリルの触れるだけで病気が完治した事、
この作品のキーワードの一つとして「恋の三角関係」があるのに結局消化されずじまいな事。
ミハエルの死という、非常に重い現実を突きつけてきた作品なのにここら辺は妙に軽薄に感じました。
(恋の結末は劇場版で、という事でしょうか?)
非常に楽しめた作品だったのですがやはり25話は短い様に感じました。
一年かけてじっくりと放送して欲しかったと言うのが本音です。
まぁ半年間があっという間に経過していきましたから最高に楽しんでいたんでしょうけどね。
追記
私は最後の演出としてブレラ、オズマが自らの命と引き換えに突破口を開き、アルトがグレイスを討つ演出を期待していました。
多大の犠牲を払い手にした勝利の方が安易に感動できると言うのも勿論ですが、その展開でないとブレラとオズマが生きないと思ったからです。
ランカの二人の兄として重要な位置にいるこの二人が命を賭して道を切り開いていく事により、
次代へのバトンタッチ、二人の兄のランカへの想いを視聴者側に簡単に届けられたのではないかなと想像したのですが。
(ぶっちゃけ自分が見たかっただけですけどね。)
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