堀江由衣のベストアルバム「BEST ALBUM」を購入。
アニメイトさんにて。
全てのアルバムを持っているのですが当然購入。
ベストアルバムとして聞くのはまた一味違うものです。
あとベスト盤はCDを入れ替える手間が無いので楽チン。
1stアルバムが2000年、ベストアルバムが2012年。
随分と長い年月が経過したものです。
これからもマイペースに曲を発表していって欲しいですね。
以下はCDの内容について。
一通り聞いた感想としては、結構な違和感を覚えました。
いつも聞いている曲のイメージとの相違があるといいますか。
一言で言うと現代風の曲調に変化しているという印象。
具体的にいうと、初期の作品群(アルバムでいうと「楽園」辺りまで)は
オリジナルアルバムに比べてかなり音圧が上げられており、
今風の密度の高い楽曲に仕上げているようです。
視覚化する為に「Sound Engine」を使用してグラフを作成。
曲は「桜」、上がオリジナル、下がベスト。
結構違いますよね。平均音量が上がっているのが分ります。
堀江さんの初期のアルバム群は平均音量が低めで、
今の堀江さんの作品群と並べてしまうと違和感が出てしまう筈なので、
調整せざるを得ないのかもしれません。
実際に聞いていると、聴きなれている曲にも関わらず非常に新鮮な感じで、
洋楽CDによくある高音質リマスター版みたいな印象を受けました。
(CDのリマスター版って大体音圧を上げてきますし。)
昔の曲を、今の技術で、今の堀江さんのイメージに合致するように
曲にお化粧を施したって感じですかね。
でも過剰ではありません。あくまで今の基準に合わせただけです。
聞き比べるのもなかなか面白いです。
ベスト盤の「Love Destiny」は凄く現代的なポップスに聞こえますし、
オリジナルアルバム(「黒猫~」)では非常に上品で、
いかにもアイドルらしい曲調に聞こえます。
また中期の楽曲である「ヒカリ」「恋する天気図」なども手を加えられております。
冒頭ですぐに違いが判るはずなので、
お手元にオリジナルがある方は聞き比べるのも一興かと。
結論として、アルバムを全部持っている人も買いましょう。
一枚も持ってない人は試しに買ってみましょう。ってことで。
新旧のファンが楽しめる、とっても良いアルバムだと思います。
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